まち探検で「身近な仕事」に出会う日
11月のある火曜日、明治おかもとの向洋店のお隣にある、向洋新町小学校2年生の子どもたち6人と先生が「まち探検」に来てくれました。
自分たちが暮らしている町に、どんなお店や会社があって、どんな大人たちが働いているのか。小学校2年生にとっては、少しドキドキしながらもワクワクする学びの時間かもしれません。
私たちも「せっかくなら、お仕事のことや牛乳・ヨーグルトのことを、楽しく印象に残る形で伝えたい」と思い、今年も喜んでお迎えしました。
牛乳博士になってお出迎えした理由
当日は、白衣にかつらをかぶって「牛乳博士」に変身してお出迎えしました。
少しでも緊張がほぐれて、「なんだか楽しそう!」と感じてもらえたらうれしいと思ったからです。
子どもたちからは、こんな質問がありました。
お店はいつからありますか?
とどける牛乳は何種類ありますか?
朝は何時から仕事をしていますか?
1日何人のお客さんに届けていますか?
届ける仕事以外にしていることはありますか?
一人ひとりが順番に、一生懸命に質問してくれる姿から、「町のことを知りたい」という素直な気持ちが伝わってきました。
そのあとは、実際の「お仕事の現場」を見てもらいました。
トラックに商品を積み込むときに使う製氷機
牛乳やヨーグルトを保管している冷蔵庫
冷たさを体感してもらうため、一緒に入ってみた冷凍庫
冷凍庫に入った瞬間、「さむ〜!!」と笑い声が広がり、子どもたちの楽しそうな表情がとても印象的でした。
○×クイズで「食」と「体」のつながりを楽しく学ぶ
せっかくの機会なので、牛乳や牛のことも少し知ってもらえたらと思い、「牛乳博士の○×クイズ」にも挑戦してもらいました。
たとえば、こんな問題です。
牛は1日に、給食で飲む牛乳パック何本分くらいのお乳を出すでしょう?
人間の胃は1つですが、牛の胃は4つある?
人はだいたい20年かけて大人になりますが、牛は何年くらいで大人になるでしょう?
大谷翔平選手は、子どものころどれくらい牛乳を飲んでいたのでしょう?
子どもたちは〇か×かを考えながら、元気よく手を挙げて参加してくれました。
その後の自由質問の時間には、6人全員が次々と手を挙げ、うなずきながらメモを取り、真剣な表情で話を聞いてくれていました。
最後に、子どもたちにはこんなお話をしました。
「みなさんは今7〜8歳。大人になるまで、ここから12年くらいかけて成長していきます。
牛は2年ほどで大人になりますが、人は時間をかけてゆっくり育っていくからこそ、勉強も体づくりも、あせらずコツコツ続けることが大切ですよ。」
大谷翔平選手のエピソードも交えながら、「毎日の積み重ねが、未来の自分をつくる」ということを、少しでも感じてもらえていたらうれしいです。
地域で子どもたちの成長を見守る存在として
明治おかもと向洋店では、毎日の宅配を通して、地域のお子さんやご家族、高齢の方の暮らしにそっと寄り添いたいと考えています。
朝の食卓に並ぶ、明治の宅配専用乳製品
お仕事や家事で忙しい方のための、定期宅配の仕組み
ご高齢の方や在宅介護中のご家族への、見守りも兼ねた配達
こうした日々の積み重ねの中で、「子どもたちが元気に育ち、ご家族が安心して暮らせる町」であり続けられるよう、お手伝いしていきたいと思っています。




